« フリーランチ投資家になろう! | Main | 特許からの収入:発明補償金 »

September 13, 2005

経営参謀の発想法

keieisannbounohassou

後 正武 (著)
価格: ¥700 (税込)
書籍データ
文庫: 291 p ; サイズ(cm): 15
出版社: PHP研究所 ; ISBN: 456966413X ; (2005/07/01)


最近ビジネス書コーナーに行くと、ロジカルシンキングや戦略思考などという言葉がよく目に付きます。

わたしも大前研一さんの本など読みますが、選挙の後でもあるのでこれからの日本はどうなるのか?
ミドル階級といわれているが、ミドルではなくMの字のように、中流がなくなり、勝ち組と負け組みの二極分布になるのでは、と本当に考えてしまいます。

投資と同じで自己責任の下に行動していかなければいけないと痛感します。

今日は、以前読んだ本ですが、大変わかりやすく現状の日本の問題点を上げている本です。著者はマッキンゼーにもいた方で、大前さんのセミナーなどでも見かける人です。

もともとは、タイトルどおり経営参謀になるための
「戦略立案」
「組織改革」
「リーダーシップ」
という3つの大切な要素について具体例を挙げながら分かりやすく解説している本です。

これらもサラリーマンとして大変ためになるのですが、最後の章の現状の課題、問いかけが非常に考えさせられます。

日本や会社組織という大きなくくりでの課題だけでなく個人への指針も述べられています。

著者はサラリーマンに対して
「ラーメン屋さんを開けるか?」と問いかけています。

・人は本来、多機能なものであるのに、組織にいると、機能の一部しか使わなくなり、考える能力も行動能力も自己制限してしまう。本来の「人間の潜在能力」が眠ったままになっているからである。

・会社の中で、実際の行動は、人に指示し、報告を受けるという管理職の立場が基本になっており、少し細かい点について聞くと「それは、担当のものに聞いてください」となる。これでは、自力でラーメン屋を開いている人に、経営者として総合能力で劣ることは否めない。

・ちなみに、現在管理職である読者の皆様は、過去一ヶ月に扱った情報のなかで文書や部下・同僚などからの報告でなく、自分が直接現場から見聞きし、手で把握した情報がどれだけあるか、調べて見られるとよい。

どれも手厳しいです。

しかし、日常の仕事を見直す機会になると思います。
私も、自分で現場にいき、自分でみずから情報を手にできたときの仕事は、自分の中でもよい仕事をしたと思います。

人の情報をあてにすると、一次情報に対する感受性や要求度と、一次情報に基づく決断力、実行力が薄れてしまうと思います。


本書を読めば、日本、会社、そして個人に多くの課題があることがわかります。しかも、具体的にどうするかは解決するかはかかれていません。

当たり前ですが、自分が動かないとだめですよね。その考えるヒントになればと思います。

古い本ですが、文庫本で出されたので、通勤時間にでもどうですか?

|

« フリーランチ投資家になろう! | Main | 特許からの収入:発明補償金 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90446/5920615

Listed below are links to weblogs that reference 経営参謀の発想法 :

« フリーランチ投資家になろう! | Main | 特許からの収入:発明補償金 »